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 「恐竜化石を生かしたまちづくり」を進める北海道むかわ町が8日、JTBと連携したモニターツアー「恐竜観光体験会」を開き、町民約30人が穂別稲里地区の恐竜化石発掘現場で化石発掘を体験した。

 午前と午後の2部に分かれて実施。午前の部に参加した16人は、町立穂別博物館から約10キロ離れた発掘現場へバスで移動。この現場は、過去にハドロサウルス科恐竜のほぼ全身骨格が発掘されている。参加者たちは博物館学芸員らの指導を受けながら、ハンマーで岩をたたき、約7200万年前の地層から貝や植物の化石などを掘り出した。

 町はすでに同様のツアーを開いてきたが、JTBが「まるごと遊べる北海道・夏休み特別企画」の一つとして初めて商品化。今月26日から8月10日までの6日間計12回のツアーを企画し、参加者を募集中だ。

 8日のツアーは今後のツアーに向けて、参加者の意見を参考にするために実施した。参加した町民の1人は「太古のロマンを肌で感じた、たくさんの人がむかわを訪れて欲しい」と話し、親子で参加し、岩の中の二枚貝化石を見つけた高田桜太朗くん(7)は「やったー。また来たい」と目を輝かせた。(深沢博)