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 水害で自宅などが浸水した場合、どう対応すればいいのか――。全国の災害支援団体でつくる「震災がつなぐ全国ネットワーク」(名古屋市)は、水害時の家屋の片付けなど生活再建に向けた一般的な手順をまとめ、ホームページで公開している。「落ち着いて、できることから」と呼びかけている。

 まずは家屋の被害の状況がわかる写真を撮影しておく。罹災(りさい)証明書の発行や保険の請求に必要になるからだ。浸水した深さがわかるよう、できるだけ家の外を4方向から撮影。室内も被害状況がわかるよう、家電製品などを含めて撮っておくのがいいという。

 片付けを始める場合は、肌の露出を避けた服装で。ヘルメットや帽子、ゴーグル、ゴム手袋を装備する。長靴には、釘の踏み抜きを防ぐ中敷き入りが便利だ。同ネットワークのHPはhttp://blog.canpan.info/shintsuna/別ウインドウで開きます

 被災した各自治体でも、衛生対策の情報を提供している。まずは家屋の汚れを取り除き、乾かしてから消毒することが必要だとしている。

 広島市によると、床上浸水の場合、水が引いた後にぬれた畳や不要物を片付け、家具や床、壁は洗い流すか雑巾で水拭きする。食器や調理器具は水洗いする。食器棚や冷蔵庫は汚れをきれいに拭き取る。

 床下浸水の場合、泥や不要物を片付け、庭木や外壁の泥を洗い流す。床下換気口のごみを取り除き、風通しを良くする。床下は泥を取り除いた後、雑巾で拭き取って水気を無くし、扇風機などを使って換気し乾燥させる。消毒薬は取り扱い説明書に従い、事故が起こらないよう注意する。(沢木香織)

自宅などが浸水した時は……

1 被害状況を写真に撮る

2 施工会社・大家・保険会社に連絡

3 罹災(りさい)証明書の発行を受ける

4 ぬれた家具や家電を片付ける

5 床下の掃除・泥の撤去、乾燥

(震災がつなぐ全国ネットワークによる)