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 戦禍の傷痕は少しも癒えていなかった。

 7月、過激派組織「イスラム国」(IS)が最重要拠点としたイラク北部モスルを再訪した。

 1年前はイラク軍などによる解放作戦のさなかだった。ISが最後まで抵抗を続けた旧市街では空爆や砲撃、爆発が続き、多くの建物が押し潰されたかのように全半壊し、無残な姿をさらしていた。

 それから1年。路上に散乱した家財道具や砕け散ったコンクリート片は片付けられていたが、壊れた建物はほとんどがそのまま放置されていた。

 ISのモスル支配の象徴だったヌーリ・モスク。1年前に近くで取材した時は銃撃音や砲撃音が鳴り響き、黒煙が上がっていた。今は打って変わって静かだ。モスクの屋根にISを罵倒する落書きがあり、周辺には焼け焦げて使えなくなった車両が折り重なるように捨てられていた。

 救いは、住民が戻り始めている…

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