【動画】超小型EV「コムス」に試乗する天野浩教授=上田潤撮影
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 名古屋大は10日、東山キャンパス(名古屋市千種区)内で超小型の電気自動車(EV)を走らせる実証実験を始めた。環境に配慮した移動手段の普及と、自動運転技術などの研究開発を進めるねらいがある。

 実証実験に使うのは、トヨタ車体の1人乗り超小型EV「コムス」。当面は充電ステーションを置く二つの研究拠点間(1・2キロ)の往復に使うが、将来は学外へ移動できるようにする。研究者と職員でカーシェアリングし、事前にネットで予約する。3台で運用を始め、今年度中に計6台に増やす。

 実験では利用者のニーズに合わせた共同利用のあり方を研究する。無人でステーションに戻る「自動回送」の技術開発にも取り組む。

 ノーベル物理学賞を受賞した天野浩教授も参加し、新材料を使った省エネ半導体で機器を改良して性能アップをめざす。試乗した天野教授は「乗り心地、操作性もよい。航続距離の延長や超高速充電をできるだけ早く実現したい」と話した。(西川迅)

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