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 現代の小倉の人力車夫と若者の交流を描く映画「君は一人ぼっちじゃない」(三村順一監督)が10日、クランクインした。小倉城(北九州市小倉北区)の周辺で約50人のエキストラを交えて撮影が行われた。撮影は25日までの予定。

 小倉城の堀に飛び込んだ若者と、「無法松の一生」の主人公に憧れる観光人力車の車夫(的場浩司さん)が出会う冒頭シーン。堀に浮かべたボートにカメラマンが乗り込んで撮影した。

 三村監督は小倉南区出身。前作の「グッバイエレジー」(2017年)に続く北九州映画の第2弾だ。「北九州の市民映画をつくるという趣旨に賛同してくれた俳優とスタッフが集まった。作品を通じて小倉の気質、町の魅力を広く伝えたい」と意気込む。

 無法松といえば小倉祇園太鼓。22日までの祭りの期間中、山車を出してもらうなど町内の協力を得て、太鼓のシーンを撮るという。 また、小倉昭和館(小倉北区)で17日、この映画の製作発表会(午後1時から)と、阪東妻三郎主演の映画「無法松の一生」(1943年)の上映(午前11時15分と午後1時45分から)がある。製作発表会では三村監督や俳優陣が登壇する。入場千円。問い合わせは小倉昭和館(093・551・4938)。(奥村智司)