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 誘拐事件を肯定的に描いているなどと原作の漫画が批判を浴び、テレビ朝日が放送を取りやめた連続ドラマ「幸色(さちいろ)のワンルーム」について、制作した朝日放送(ABC)テレビの山本晋也社長は10日、定例会見で「社内の基準、演出も考え、虐待など今の世の中に問いかけるべき内容がある」とドラマ化した理由を述べた。

 原作は「はくり」さんによる同名漫画で、親に虐待された中学2年の少女が、声をかけてきた男と自ら進んで一緒に暮らす姿を描いている。原作の公開時期などから埼玉県朝霞市で実際にあった少女誘拐事件を題材にしているとの臆測が広がり、ドラマ化の発表後、「事件の被害者への偏見を招く」「誘拐を肯定しかねない」と反発が出ていた。テレビ朝日は6月18日、「総合的な判断」として放送見送りを表明。ABCは8日に初回を放送したが、今のところ他局の地上波で放送予定はない。

 山本社長はこの日、「企画段階から批判があるのは承知しており、かなりの議論を重ねてきた。原作はあくまでもフィクションと判断した。誘拐犯と被害者がテーマではない」と説明。主人公が虐待や学校でいじめなどに遭っていた状況が描かれていることから、「時代の問題点が詰まっていると感じ、放送すべきだと思っている」と語った。

 初回の視聴率は4・0%(関西…

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