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 福岡市中央区であったIT関係セミナーの講師だった有名ブロガーが刺殺された事件で、逮捕された松本英光容疑者(42)=福岡市東区=について、福岡地検は10日、精神状態を調べるための鑑定留置を実施することを明らかにした。期間は11日から10月1日までの約3カ月間。

 松本容疑者は6月24日夜、中央区の起業家支援施設で、ネットセキュリティー関連会社員の岡本顕一郎さん(41)=東京都江東区=をナイフで刺して殺害したとして、殺人容疑などで福岡県警に逮捕された。

 捜査関係者らによると、松本容疑者は、他のネットユーザーを中傷する書き込みを繰り返し、ネット上で「低能先生」と呼ばれていた。ハンドルネーム「Hagex」を名乗っていた岡本さんは今年5月、自身のブログで「低能先生」とみられる書き込みについて批判。サイトの運営者側に、アカウントを凍結するよう繰り返し通報していた。

 松本容疑者は県警の調べに、「アカウントを凍結されて不満を持っていた」「書き込みを通報した複数のユーザーにも恨みを持っていた」という趣旨の供述をしており、自宅から複数の殺害対象を記したメモも見つかったという。