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 参院の議員定数を6増やし、比例区に特定枠を設ける公職選挙法改正案は11日、参院政治倫理・選挙制度特別委員会で自民、公明の賛成で可決された。野党が反対する中、採決を強行した。自民は、この日のうちに参院本会議でも可決させ、衆院に送る方針だ。22日までの会期内の成立を目指す。

 全国を11ブロックに分けた参院選挙制度の導入を主張していた公明党は、制度改革について引き続き検討を行うことを求める付帯決議が採択されたことを受け、自民案に賛成した。

 野党は採決強行に反発を強めている。野党は自民案について定数増とともに、「島根・鳥取」「徳島・高知」の合区のうち、選挙区に擁立できなかった県の候補を優遇できるように特定枠を設けることについて「党利党略」「党の事情を優先した露骨なお手盛り」と批判している。