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 戸籍上は男性だが心の性別が女性のトランスジェンダーの学生を、一部の大学で受け入れる動きが出てきていることを受け、群馬県立女子大(玉村町)は11日、学内委員会の教育研究審議会を開き、具体的な受け入れの検討を始めた。受け入れの時期や他の学生への影響などの議論を進め、方向性を固めていく方針だ。

 審議会は小林良江学長をはじめ、幹部ら7人がメンバーを務める。再来年度からの受け入れを決めたお茶の水女子大(東京)など他大学からの情報を収集しながら、将来的には外部の有識者や同窓会などの意見も参考にしながら想定される課題などを洗い出す。

 入試の出願資格をどのように定めて認定するかや、学内の更衣室やトイレなど施設面の環境整備をいかに進めるかなどが焦点になりそうだ。事務局の長谷康夫次長は「他大学の動きなど手元の情報もまだ少なく手探りの状態。課題を整理して慎重に検討していきたい」と話している。(上田学)