【動画】不通の九州道で復旧作業つづく=吉山健一郎撮影
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 豪雨による土砂崩れで通行止めになっていた九州自動車道の門司インターチェンジ(IC)―小倉東IC間が11日午前、下りのみ通行を再開した。北九州都市高速も10日夕に上下線が通れるようになり、九州と本州をつなぐ基幹路線が回復しつつある。

 西日本高速道路によると、6日午前、北九州市小倉南区吉田の上り側の斜面が、幅約30メートル、高さ12メートルにわたって崩れた。斜面の補強工事も必要なため、下りの通行を優先した。上りの復旧の見通しは立っていない。

 九州道に並行して走る北九州都市高速4号線の春日IC―足立IC間が再開するまでは迂回(うかい)路となっていた一般道では、大渋滞が起きていた。北九州都市高速が通行可能になり、渋滞の緩和も見込まれる。

 門司IC近くの福岡県立門司学園中学校・高校は9日午後から、迂回する大型トラックなどで渋滞してバス通学が難しくなったため、臨時休校していた。12日から平常に戻ることになり、中学校の鬼塚正栄(まさひで)教頭は「自然災害で仕方ないが、ようやく再開できてほっとしている」と話した。

 このほか、土砂崩れで不通になっていた北九州都市高速4号線の黒崎IC―金剛IC間も通行を再開。一方、東九州道の椎田南IC―豊前IC間は、復旧の見通しが立っていない。(小川直樹)

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