勇気に共感・SNS糾弾の場か…セクハラ告発、私の思い

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 自身のセクハラ行為を告発された演出家の市原幹也さんと、告発した俳優の知乃さんの声をそれぞれ取り上げた前回の「オトナの保健室」に、読者のみなさんから様々な意見が寄せられました。

大事なのは知ること

 仕事をちらつかせた男性から性被害に遭った女性(37)は、セクハラは絶対に許されない行為だと、すべての人がしっかり知るとともに、人と向き合う責任感を育むことが大切ではないかと話します。

 20代のころ、レコード会社に所属して歌手活動をしていました。ライブ活動の後に声をかけてきた50代くらいの男性に「取材」とだまされて、カラオケの個室に呼ばれました。そこで下着に手を入れられ、胸をつかまれました。

 私は恐怖で体が固まり、涙があふれました。男性は「そんなに繊細だと思わなかった」と言って、ハンカチを差し出してきました。2、3日悩んでから警察に相談すると、「強制わいせつだ」と教えられました。でも相手に逃げられた後で、どうすることもできませんでした。

 嫌な体験をしたけれど、「犯罪だ」という認識がなく、どうしたらよいかわからなかった。男と女で受け取り方が違うということではなく、何が悪いか、どういう行為は犯罪にすらなり得るのかを詳しく知れば、被害者にも加害者にもならずに済むのではないでしょうか。大事なのは教育だと思います。

 法律だけではなく、性教育も必要です。人と向き合う責任感や思いやりをすべての人が自覚していたら、いつしかトラブルはなくなっていくのではないでしょうか。

 被害に遭った人が声を上げる…

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