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 西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県呉市で、自衛隊基地もある港町らしく、海からの支援物資搬入が本格化している。

 10日、タンクローリー7台が海上自衛隊の輸送艦を使って海自呉基地に上陸した。政府が進める「プッシュ型支援」の一環で、経済産業省が派遣した。7台は広島港(広島市南区)から運搬。陸路で到着した6台と合わせ、ガソリンなど約250キロリットルを呉市など2市の約30カ所に分配した。

 国土交通省も10日深夜、同省所有の浚渫(しゅんせつ)船に米など2万2700食と飲料水を1万2500リットル、毛布や生理用品など日用品を積み込み、大阪府の堺泉北港を出港。11日午後6時半ごろ、呉市の阿賀港に到着した。

 11日午後には、同省と経産省、防衛省の支援物資を混載した別の輸送艦が海自横須賀基地(神奈川県)を出港。13日朝に海自呉基地に到着する予定だ。海自関係者は「食料品や消耗品、海水淡水化装置のほか、国交省から託された飲料水400箱、経産省のトラック2台を搭載した」と話している。(佐々木康之)