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 「こんなに自由なアニメの表現があるのか。日本の僕たちの作り方は形骸化しているのかもしれない。新しい風を感じ、刺激を受けた」と、「この世界の片隅に」の片渕須直監督を驚嘆させたフランスの長編アニメ「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」が、8月18日から日本で公開されます。

 「東京アニメアワードフェスティバル2017」のコンペティション部門で長編グランプリを獲得したこの作品について、昨年8月7日の本欄「カルトとケルトとエッフェル塔」で少し紹介した折には「劇場公開やソフト発売は、ムリかなぁ……」と書きましたが、ブラジルアニメ「父を探して」も手がけたニューディアーさんが配給してくれました。ありがたやありがたや。

 キャラも背景もかなり荒い筆のタッチで、動かない部分は大胆に省略し、そのため静止画を見ただけでは何が描いてあるのか判然とせず、おまけにキャラが透けて後ろの背景が見えてしまうというアマチュア作品のようなルック。しかし内容は、生と死の、聖と俗の、性と暴力の、実に力強く奥深い寓話(ぐうわ)で、見るものの心を揺さぶります。成り立ちもルックも規格外のこの作品について、セバスチャン・ローデンバック監督に3月にインタビューし、今月9日に東京都内で行われた片渕監督とのトークも取材してきましたので、たっぷりご紹介しましょう。

 原作はグリム童話のほんの短い…

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