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 身長179センチ、体重73キロ。細身の25歳はタフだ。西武の源田が、新人の開幕から221試合連続でフルイニング出場を果たし、また「ミスター」を超えた。

 記録超えがかかる試合で、「人生初」の5安打。うち内野安打が3本と、らしさ全開だった。

 一回の第1打席は俊足を生かした遊撃への内野安打。先頭で回ってきた三回の第2打席も投手のグラブをはじく安打で出塁し、続く浅村の2ランで生還した。

 まだまだ仕事は終わらない。3点を加えてなお2死一、三塁で、この回2度目の打席がきた。2球で追い込まれたが、5球目。真ん中低めの148キロを左前適時打に。「うまいこと打てた。安打になって良かった」。第4打席にも右前適時打、第5打席は遊撃への内野安打と固め打ちした。

 昨季は、2リーグ制導入後の新人では4人目となる全試合フルイニング出場を果たし、長嶋茂雄(巨)を抜く新人歴代3位の155安打を記録。今季も不動の2番遊撃だが、ひやりとする場面もあった。4月には頭部に、今月8日は右手首付近に死球を受けたが出続けた。ケガをしない体も一流の証しだ。

 「5本はそうできない。一生の思い出になったと思う」と指揮官も運の強さに脱帽。「使ってもらうからには、ゲームセットまでフィールドにいるのが1番」と話す源田は、今日もしっかりと遊撃の位置で勝利の瞬間を味わった。(大坂尚子)

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