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 第100回全国高校野球選手権記念長野大会5日目の12日、前日に引き続き2回戦12試合があり、うち5試合が1点差で決着するなど、4球場で見応えある勝負が展開された。長野西、小諸商、駒ケ根工、東京都市大塩尻などが3回戦進出を決めた。

託された雪辱 果たした

 東京都市大塩尻には、雪辱に燃える3年生選手が4人いた。主将の遠藤佑真、エースの高木唯楓(いぶき)、捕手の塩原泰地、遊撃手の田村蓮。昨夏は3回戦で長野工と対戦し、0―1で長野工に敗れていた。

 「お前らには来年がある」と、先輩から託されていた。

 初回に1点を先取されるも、六回裏、遠藤の三塁打と塩原の安打で同点に追いつく。四回表から登板した高木はスコアボードにゼロを刻んでいく。昨夏は押し出し四球が決勝点になった。コントロールを磨き、体重も5キロ増やして球の威力を上げた。

 1―1のまま迎えた九回裏1死一、三塁。打席に立ったのは田村。「俺が決める」。内角高めの直球をはじき返した。試合を決める安打になり、ベンチから駆けだしてくるチームメートと笑顔で抱き合った。

 「先輩たちの分まで勝ててよかった」(田中奏子)

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