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 ホンダは新型の軽商用車「N―VAN(エヌバン)」を13日から売り出した。昨年、国内で最も売れた新車の軽「N―BOX」と同じ車台を使い、ダイハツ工業とスズキが7割ほどを占める軽商用車分野でのシェア拡大を狙う。

 荷物の配達や建設現場への行き来などでの利用を想定。運転席以外の助手席や後部座席をたためば、段ボール箱が最大71個入る荷室として使える。助手席と後部座席の間の側面にある柱「センターピラー」をなくし、荷物の積み下ろしをしやすくした。

 また、誤発進抑制機能などがある安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備した。価格は消費税込みで126万7920円から。

 昨年の軽商用車の国内新車販売約20万台のうち、ホンダは約7千台でシェアは4%程度にとどまる。ホンダの寺谷公良執行役員は12日、東京都内であった新車発表会で「N―VANは仕事で使う車を再定義する商品。軽商用車の新しいベンチマーク(基準)にしたい」と意気込んだ。(高橋克典)