民主党政権で復興担当相などを務めた元衆院議員の松本龍(まつもと・りゅう)さんが21日、肺がんのため福岡市内の病院で死去した。67歳だった。通夜は22日午後6時、葬儀は23日午後1時から福岡市中央区古小烏町70の1のユウベル積善社福岡斎場で。後日「お別れの会」を開く予定。喪主は妻珠美(たまみ)さん。

 父の松本英一参院議員の秘書を経て、1990年、衆院旧福岡1区で旧社会党から立候補して初当選し、当選7回。菅直人内閣で環境相兼防災相や復興相を務めた。復興相として東日本大震災の被災地を訪問した際の発言が高圧的などと批判されて、2011年7月引責辞任。12年の衆院選で落選し、政界を引退した。

 祖父は元参院副議長で、「部落解放の父」と呼ばれた松本治一郎氏。松本さんも部落解放同盟の副委員長を務めるなど、被差別部落問題に尽力した。