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 14日からの3連休に、西日本豪雨の被災地のボランティアに行く人も多いでしょう。災害支援団体に必要な準備や心構えを聞きました。

 「震災がつなぐ全国ネットワーク」事務局長の松山文紀さんによると、ボランティアは自己完結が鉄則だ。

 食事や宿泊場所は、自分で手配する。交通手段も自分で確保し、公共交通機関を使う。車を使わざるをえない場合も、渋滞を起こさないため、1台に複数人が乗り合わせる。ボランティアを被災地に派遣するバスを出すことを決めた社会福祉協議会(社協)もあるという。

 ボランティア保険への加入も必須だという。現地で入ることもできるが、事務作業が被災地の負担になる。自分が住む地域の社協で事前に加入した方が良い。

 被災地では、家に流入した土砂のかき出しや家の清掃、家財の処分といった作業が求められる。3連休は猛暑が予想されるが、服装は長袖、長ズボン、長靴で。土壌や汚泥の中には、強い毒性を持つ破傷風菌がいて、傷口から感染するのを防ぐためだ。資機材不足に備え、できればスコップを持参する。

 松山さんは「ボランティアの受け入れ状況は社協などのHPで探し、現地への電話による問い合わせは控えてほしい」と話している。

 一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターの小林深吾さんによると、熱中症を避けるためには、こまめな休憩と水分補給が必要だ。小林さんは「無理せずできる範囲で活動し、次のボランティアにバトンタッチを。みんなで長期的にボランティア活動をつないでいくべきだ。募金などお金の支援も大切だ」と話している。(北村有樹子)