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 スマートフォンを乳幼児期の子どもに使わせる家庭が増えている。情報通信技術(ICT)に早めに親しんでもらえるという賛成論の一方で、心身への悪影響があるのではないかという反対論も根強い。正解が見えにくい問題を2人の識者に聞いた。

《議論のポイント》

・乳幼児から使わせるべきか

・子どもの知能や情緒を育成するか

・親が「子守」として頼ってよいか

【賛成】時代を生き抜く「初めの一歩」

NPO法人「CANVAS」理事長・石戸奈々子さん

 これからの時代に必要な能力は、情報通信技術(ICT)を使いこなす力です。これは国際社会の共通認識で、日本でも2019年度からデジタル教科書を使って学ぶ環境が整備され、20年度からは小学校でプログラミング教育が必修となります。

 スマホはタブレットと並んで、ICTを使って子どもの可能性を引き出すのに便利なツールです。親子で一緒に言葉を楽しんだり、興味を持ったモノを調べてみたり、歌ってみたり、踊ってみたり……。私は0歳から息子にiPadを与えていますが、彼は興味を持ったアプリを使い、世界中の言葉で「こんにちは」を覚えました。色々な国の言葉が聞けるアプリだったからこそ探求できた。世界ではいま、表現豊かなアプリが次々に生まれています。海外の文化に触れたり、表現を体験したりするのは子どもたちにとっていい刺激になります。

■身近な存在、使い方教えること…

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