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 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の得点王争いが佳境を迎えている。残る試合は、14日の3位決定戦と15日(日本時間16日)の決勝。ここまでトップに立つのは、6ゴールでイングランドのFWケーン、続くのは4ゴールでベルギーのFWルカク。ともにイングランド1部リーグでプレーする1993年生まれの2人は3位決定戦で激突する。

 主将のケーンは6ゴールのうち3ゴールがPK。残る3ゴールもこぼれた球を押しこむなど、確実にチャンスを生かしてきた。トットナムに所属する24歳は、50年以上リーグ優勝をしていないチームにあって2015~16年シーズンから2季連続リーグ得点王。その勝負強さをW杯でも発揮している。AFP通信によると、ケーンは「目標は得点王ではなく、この大会を勝ち抜くこと」と話していたが、準決勝で敗北。ただ、イングランドでは1986年のリネカー以来2人目となる得点王は射程内だ。

 一方、ルカクにはベルギー史上初の得点王の期待がかけられている。しかし海外メディアによると、17~18年シーズンにマンチェスター・ユナイテッドで16点を決めた25歳は「個人のことは考えていない」と話し、チームのために働くことを強調。スピードを生かした突破と得点で貢献している。準々決勝のブラジル戦では時速32・83キロという驚異的なスプリントを記録。1次リーグ(L)第1戦から2試合連続で2ゴールを挙げたが、以降は遠ざかる。

 イングランドとベルギーは1次Lでは同じG組で、6月28日の試合はベルギーが1―0で勝利。しかし、すでに2チームとも決勝トーナメント(T)進出を決めて試合を迎えたため、主力は温存。ケーンもルカクも出場しなかった。

 66年の優勝に次ぐ成績を目指すイングランドと初の3位を狙うベルギー。それぞれ9番を背負う2人のゴールが、試合の行方を決める可能性は十分ある。(堤之剛)

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