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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、初の決勝進出を決めたクロアチアを率いるのが、アジアで実績を積んだズラトコ・ダリッチ監督(51)だ。選手時代は平凡で、代表歴はない。監督としても国内ですら無名だった存在が、クロアチアの歴史を変えようとしている。

 監督に就任したのは、昨年10月だった。チャチッチ監督が解任され、欧州予選で1試合を残すタイミング。敵地でのウクライナ戦に負ければ予選敗退が決まる。だれもが監督就任に尻込みする中、ダリッチ監督が名乗り出た。「自分がやる。お金はいらない。自分にはアイデアがある」

 ウクライナを2―0で破ってプレーオフに進み、ギリシャに1勝1分けとして、W杯の出場権を勝ち取った。出場が決まって、初めて代表監督として正式に契約を結んだという。

 かつて元日本代表DF伊野波雅彦が所属したクロアチアの強豪ハイデュク・スプリトの育成組織出身。ただ、選手として大きな実績は残せず、国内のクラブを転々とした。クロアチアがW杯初出場で3位になった1998年大会。現役選手だったが、1次リーグの3試合をファンとして見に行った、と振り返る。

 欧州、特に強豪チームの代表監…

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