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 南アフリカで国民的な人気を誇る故ネルソン・マンデラ元大統領の生誕100年を記念して、同国準備銀行(中央銀行)は13日、マンデラ氏の肖像画やゆかりの地をあしらった新しい紙幣と硬貨の発行を始めた。

 マンデラ氏は1918年7月18日生まれ。約27年にわたる獄中生活を乗り越え、アパルトヘイト(人種隔離)政策を廃止に追い込んだ。準備銀行はこれまで、10~200ランドの5種類の紙幣の表に晩年のマンデラ氏の肖像画を、裏にライオンやゾウなどの動物を描いてきた。

 新紙幣は裏面のデザインを変更。若い時のマンデラ氏の肖像画のほか、故郷ムベゾや自宅があった旧黒人居住区ソウェト、獄中生活の大半を過ごしたロベン島の景色をあしらった。5ランド硬貨には新たにマンデラ氏の肖像画を入れた。(ヨハネスブルク=石原孝