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 13日午前3時ごろ、京都市左京区の京都大吉田キャンパス前の百万遍交差点で、「看板が燃えている」と通行人の男性から119番通報があった。京都府警などによると、焼けたのは京大が撤去した立て看板(タテカン)の代わりに置かれたとみられる畳。府警は建造物等以外放火容疑などで捜査している。けが人はおらず、建物への延焼もなかった。

 下鴨署によると、焼けた畳は京大の石垣に立てかけられており、近くに花火の燃えがらが落ちていて火薬臭が漂っていた。駆けつけた消防隊員が約15分後、火を消し止めた。

 目撃した複数の通行人によると、畳のそばに置かれていた人形から火が上がった。畳が燃え、炎が高さ約2メートルになったという。現場には京大の学生ら約20人が集まり、騒然とした。研究員の男性(30)は「研究室の建物に近く、爆発するかもしれないと思って怖かった」と話した。

 京都市は昨年10月、タテカンが景観条例に違反するとして京大を指導。京大は今年5月以降、数回にわたってタテカンを撤去した。一部の学生らが抗議し、再びタテカンを設置してもめていた。