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 イオングループのカード会社、イオンクレジットサービスは、手のひらの静脈認証を使った決済サービスを導入する。9月から実証実験を始め、2019年度中のサービス開始をめざす。実現すれば、事前にクレジットカードと静脈の情報を登録するだけで、手ぶらで買い物ができるようになる。

 同社が12日、発表した。実験は9月から来年3月までで、グループ傘下のコンビニエンスストア「ミニストップ」の首都圏の数店舗で、グループの従業員約1千人を対象に実施する。

 イオンカードの情報と利用者の静脈の情報を登録すると、レジで誕生日の4桁を入力し、手のひらを端末にかざすだけで支払いができる。認証にかかる時間は1秒足らずという。

 富士通の技術を使い、手のひらの静脈認証の誤認確率は1千万分の1ほど。手のひらの血管は、本数が多く複雑な配置になっているため、認証精度が高い。さらに誕生日と組み合わせることで、偽造などのリスクは、ほぼなくせるという。

 19年度中の導入をめざし、財布を持ち歩きたくないスポーツジムや温泉施設、イベント会場などに提案していきたいという。他のカード会社との提携や、加盟店への拡大も視野に入れているという。