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 ノーベル平和賞を受賞した中国の著名人権活動家、劉暁波(リウシアオポー)氏の死去から1年を迎えた13日、世界各地で追悼行事が始まった。香港では約30人の民主活動家らが中国政府の出先機関の前でデモをおこない、劉暁波氏の名誉回復や人権弾圧の停止などを訴えた。

 劉暁波氏の妻、劉霞(リウシア)氏のドイツへの出国は許可されたが、弟の劉暉(リウホイ)氏の出国は認められなかった。香港の追悼行事に参加した民主派の郭家麒・立法会(議会)議員は「『人質外交』といえるもので、決して認められない。中国内で拘束されている人権弁護士や活動家の釈放を求める」として中国政府を非難した。

 香港では13日夜にも、劉暁波氏の追悼行事がおこなわれる予定。そのほか日本やドイツ、米国、台湾など各地でも予定されている。一方、中国本土では、民主化運動の高まりを当局が警戒し、追悼の動きを厳しく監視して封じ込めを図っている。(香港=益満雄一郎)