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(13日、高校野球南大阪大会 桃山学院9―2高石)

 桃山学院の試合前練習でノックをしたのは、部員と同じユニホームを着たマネジャーの小林奈央さん(3年)。試合開始までには制服に着替え、ベンチでスコアをつけ、声援を送った。

 小中とソフトボールをしていた。高1の9月にマネジャーとして野球部に入り、2年の夏を迎えたころ、岡野拓監督に「ノックやってみないか」と声をかけられた。当時は部員も少なく、「捕れるか捕れないかのキワキワを狙う」小林さんのノックに、主将の岩本昌大朗君(3年)も「普通にうまいし、すごく助かった」と感謝する。

 練習でノックが終わると、他のマネジャーと毎日10合弱の米を炊いておにぎりを握る。練習後の補食のためだ。毎日部員と汗を流し、手にたくさんマメを作ってきた。

 公式戦前にノックをしたのは初めて。「ユニホームを着るのがちょっと恥ずかしかったけど、気持ち良かった。少しでも長くみんなと一緒にグラウンドに立ちたい」(山根久美子)