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 サッカー・ポルトガル代表のクリスティアノ・ロナルド選手が、イタリア1部リーグ(セリエA)の名門ユベントスに移籍することをめぐり、イタリアの自動車メーカー・フィアットの労働者がストライキを決める騒動になっている。

 ユベントスはフィアットの大株主の一族がオーナーで、スペインのレアル・マドリードに所属するロナルドを4年契約、移籍金1億ユーロ(約130億円)で獲得したと10日、発表した。

 これに対し、フィアットの工場労働者が猛反発。伊メディアによると、工場労働者の平均給与は月約1400ユーロ(約18万円)で、労働組合は「1人が何百万ユーロも稼ぐ一方で、何千もの家族が給料では月の半分も暮らせないのは普通だろうか。サッカー選手に何億ユーロも費やし、労働者に犠牲を強いるのは不平等で容認できない」とするコメントを発表。組合は15~17日、伊南部メルフィにある主要工場でストを行うことを決めた。(ローマ=河原田慎一)