小川直樹
昨年7月の九州北部豪雨で鉄橋が流失し、大分県日田市内の日田―光岡(てるおか)間が不通になっていたJR久大線が14日朝、全線で運転を再開した。迂回(うかい)運転から通常ダイヤに戻った観光列車「ゆふいんの森」の一番列車は満席の状態で、JR博多駅を出発した。
豪雨による増水などの影響で、同市内の花月川にかかる約80メートルの鉄橋が流された。博多と大分の由布院、別府間を結ぶ「ゆふいんの森」も博多―由布院が2時間余りだったところを、小倉、大分を経由することになり、最大で5時間49分かかるようになっていた。
1年ぶりの復活。JR九州の青柳俊彦社長は博多駅での出発式で、「また元気な九州にしていきたい」とあいさつ。沿線では、周辺住民らが飛ばした記念の風船が空に舞った。
ゆふいんの森は、年間延べ約34万2千人(2016年度)が利用している。(小川直樹)
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