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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で初の3位になったベルギー代表が、思わぬプレゼントを国民にもたらした。同国の家電量販店がW杯キャンペーンで打ち出した「代表が大会で16ゴール以上決めたら、一部テレビの代金を全額返金する」という条件を、14日の3位決定戦で達成したためだ。

 キャンペーンをしていたのは、家電量販大手のクレフェル。ベルギーの大会初戦前の6月16日までに店で55インチ以上の大型テレビを購入し、登録した客にテレビの代金を返金すると約束していた。

 攻撃的なプレーを展開したベルギーは、1次リーグのパナマ戦で3得点、チュニジア戦で5得点。決勝トーナメント1回戦の日本戦でも3得点を挙げた。準決勝でフランスに敗れた時点で計14得点。さらに3位決定戦でイングランド相手に2ゴールを挙げた。

 16ゴール目を決めたのは中心選手の主将E・アザール。地元スポーツメディアによると、試合後に「クレフェルに謝るよ」と話したという。

 クレフェルは試合後、公式ツイッターに「やった! 15ゴールを超えた。テレビを買った数千人に返金します」と投稿した。ベルギーの公共放送RTBFによると、クレフェルは16ゴールに備え保険に入っていて、返金による損失は英国の保険会社によって補償されるという。(ブリュッセル=津阪直樹)