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 近江兄弟社、綾羽が快勝し、シード4校がすべて初戦突破。滋賀大会は8日目の15日、2回戦4試合があった。40年ぶり優勝を狙う膳所はサヨナラでシーソーゲームを制し、伊吹は逆転勝ち。16日も皇子山、県立彦根の両球場で計4試合があり、16強が出そろう。

八日市・桜井選手

 六回まで無安打に抑えられた八日市だが、終盤に見せ場を作った。

 「みんな緊張しているのかな」。桜井隆樹(2年)はベンチで歯がゆかった。七回。敵失で小野田充(3年)が出塁した。坂本優樹(3年)が左前安打で好機を広げた。二死となり桜井に打席が回ってきた。「自分が打つ以外にない」

 主将の林和希(3年)から「お前が決めてくれ」と言われると、桜井はガッツポーズして打席に入った。この日の相手投手は直球主体で投げていた。桜井は「直球に強い打者」(奥村英幸監督)と期待され、五回裏から出場していた。

 「変化球は捨てて、狙いを直球にしぼろう」。5球目、高めの直球にバットを出した。中前に打球は落ち、小野田が生還し、1点を返した。土日の自主練習のほか、家でも長さ1・2メートルの木製バットを1時間振ってきた成果が出た。

 「試合に出ていない先輩たちの分の思いも込めて、打ててよかった」と桜井。「来年は甲子園を目指してチームを引っ張っていきたい」(石川友恵)

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