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 欧州歴訪中のトランプ米大統領は16日午後(日本時間同日夜)、フィンランドのヘルシンキでロシアのプーチン大統領と会談した。米ロ関係は冷戦後最悪とされるが、両首脳は対話を通じて関係改善を目指すことで一致。トランプ氏は会談後の共同記者会見でプーチン氏を「よい競争相手」と持ち上げた。核軍縮やシリア内戦などでも協力するとしたが、実現させるための具体策は示さなかった。

 両首脳の会談は昨年11月以来で計3度目。国際会議の場以外の会談は初めて。トランプ氏は首脳会談の冒頭、「ロシアと仲良くすることは良いことだ」とし、「並外れた関係」を願うと語った。プーチン氏も「二国間関係についても、世界のさまざまな問題をはらむ地域についても、話し合う時がやってきた」と前向きな姿勢を示した。

 トランプ氏は会見で核軍縮について「最も大事なことだ。我々は世界の核の90%を持っている」と強調。北朝鮮の核問題についても触れ、核拡散の問題を終わらせると述べた。しかし、先月の米朝首脳会談で北朝鮮の非核化の道筋を示さなかったのと同様、具体的な方法は語らなかった。

 トランプ氏は首脳同士の関係構築を進めるとも強調。今後もプーチン氏と頻繁に会談して、世界の問題を解決していくとした。

 一方、首脳会談の3日前にロシア軍当局者12人が米大統領選への介入疑惑で起訴され、米議会は、民主主義への攻撃だとして非難するよう求めていた。しかし、トランプ氏は「(トランプ陣営の)ロシアとの結託はない」と理由は示さずに繰り返し、強い姿勢は見せなかった。自身の当選を狙ったロシアの介入への非難には消極的な姿勢を示した形だ。

 プーチン氏も「ロシアは選挙を含め、米国のいかなる国内問題にも干渉していない」と強調。トランプ氏は信じる姿勢を示し、「完全な魔女狩り」と断じた。

 米ロ会談はもともと米側が得ら…

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