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 ともに優勝経験のある伝統校同士の対戦は、大津商が伊香をコールドで下して3回戦へ進んだ。滋賀大会は9日目の16日、2回戦4試合があり、16強が出そろった。彦根東は粘る草津東を終盤に突き放した。大会は21日から、皇子山球場で3回戦が始まる。

王者相手に「やりきった」 草津東・橋本投手

 草津東はエースの橋本大樹(3年)を中心に、終盤まで昨夏の王者に食らいついた。

 2点を追う三回から2番手として登板した。「相手に関係なく、自分たちの野球をしよう」。走者を背負うと仲間が声を掛けてくれ、落ち着けた。応援がマウンドまで聞こえ、暑さを忘れることができた。集中を保ち、七回までスコアボードに0を並べた。

 八回に味方が1点を返し、同点に。ベンチのムードが最高潮になった直後の守りで、反撃にあった。

 安打で先頭打者を出すと、2四球などで1死満塁に。そこから3長短打などを浴びて5失点。「やっぱり相手は強い。みんなに申し訳ない……」。チームは敗れた。

 昨秋に肺気胸と診断され、1週間ほど入院した。2カ月ほど練習に参加できなかった。休んでいる間も練習試合を見たりスコアを書いたりして、試合の状況を頭に入れた。早く野球がしたかった。それだけに「マウンドに立てることがうれしかった」という。

 王者との対戦を楽しみにしていたという橋本。「もちろん悔しさもあるけど、今までの練習の成果も出た。やりきった、と感じています」。最後は晴れ晴れとした表情を浮かべた。(石川友恵)

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