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 西日本豪雨の被害にあった岡山県倉敷市などで、結膜炎になる人が相次いでいるとして、日本眼科医会が注意を呼びかけている。土ぼこりに含まれる細菌などが原因になっている可能性が考えられるという。

 医会は岡山県眼科医会と連携して15~16日、倉敷市真備町の避難所で無料の眼科診療を実施。2日間で約100人が受診し、目の違和感や充血などの症状を訴える人が大半だったという。半数以上の人が結膜炎と診断され、目薬を処方するなどした。

 日本眼科医会の浅井利通理事によると、土ぼこりに含まれる細菌やウイルスのほか、避難所生活でのほこりによるアレルギーが原因で、結膜炎になる可能性があるという。結膜炎になると、涙や目やにが出たり、目がゴロゴロしたり、充血したりする。

 結膜炎を防ぐには、汚れた手で目をこすらないことや、手をこまめに洗って清潔に保つこと、異物が入ったら市販の目薬などで洗い流すことが大切になる。浅井理事は「気になる症状があれば、眼科を受診してもらいたい。まずは避難所にいる医療関係者に相談してほしい」と話している。(合田禄)