[PR]

 京都・祇園祭の前祭(さきまつり)のハイライトとなる山鉾(やまほこ)巡行が17日、京都市中心部であった。豪華な装飾で「動く美術館」ともいわれる23基の山や鉾が、「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)を奏でながら都大路を進み、沿道を埋めた16万5千人(京都府警調べ)が見入った。

 午前9時、長刀(なぎなた)鉾を先頭に山鉾が四条烏丸を出発した。長刀鉾の稚児、小林勇太朗君(8)が鉾から身を乗り出し、太刀で「しめ縄切り」をすると観客から拍手がわいた。四条河原町の交差点などでは、山鉾の進行方向を変える「辻回し」が豪快に披露された。京都市では正午すぎに36・5度まで気温が上がり、4日連続の猛暑日となった。(大村治郎)