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 古屋圭司・衆院議院運営委員長(自民党)の事務所が政治資金パーティーの販売実態をノートで管理し、政治資金収支報告書の収入を過少記載していた疑惑で、古屋氏は18日午前、「ノートの数字は販売枚数ではないケースが確認できた」とする説明文書を議運委理事会に提出した。一方、野党側は「まともに答えていない」として古屋議運委員長の解任決議案を提出する構えだ。

 朝日新聞は2016年7月のパーティーに関するノートのコピーを入手。複数の事務所関係者は、入金があったパーティー券枚数を「○」で囲み、購入を依頼して配布した枚数と区別していると証言した。丸囲み数字に基づく収入は1188万円と読み取れるが、収支報告書の記載は642万円だった。

 古屋氏は説明文書で「ノートはパーティー券の配布枚数を記録したものだ」としたうえで、「丸数字と、通帳などへの個々の入金額が一致しないものが確認できている」と指摘。「過少申告の事実はない」と否定した。しかし、不一致がどの程度あるのかなどの全体像は明らかにせず、「さらに調査を進める」とした。

 説明文書の内容は、6月29日付で朝日新聞に送った文書と同趣旨だった。