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 5月、全国から48人の審判が甲子園に集まり講習会が開かれた。集まったのは、各都道府県の審判の指導役になる人たちで、学んだことを、地元に戻って伝える。講習会は、朝から夕方まで、計2日間続いた。

 日本高校野球連盟の窪田哲之・審判規則委員長(61)は「球児の心の動きが、試合の流れを大きく変える」と話す。予期しないプレーが生まれ、実力以上のものが発揮される。それが、時には「魔物」とも言われる試合の流れになる。

 だからこそ審判には、一つの判定に集中するミクロの視点と、こうした試合の流れを丁寧に運営するマクロの視点が必要だという。

 「9回3アウトまで何が起きるかわからない。野球には無限の可能性がある」(矢木隆晴)