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 秋田、岩手県境で検討されている秋田新幹線の新トンネル整備を促進する「防災対策トンネル整備促進期成同盟会」が18日に発足した。両県の沿線7市町のほか、観光協会や商工会など31団体が参加。会長には発起人代表の老松博行・大仙市長を選んだ。

 新トンネルは、秋田新幹線も走る田沢湖線の田沢湖(秋田県仙北市)―赤渕(岩手県雫石町)間に、今の仙岩トンネル(3・9キロ)とは別にJR東日本が整備する構想。両駅間(約18・1キロ)は大雨や豪雪で遅延や運休が度々発生しており、約15キロをトンネルにして直線的に結ぶことで、運行の安全性・安定性の向上や、約7分の時間短縮が見込めるという。

 事業費は約700億円、工期は着工から約11年かかる見通し。この日の総会では、国に積極的な支援を講じるように働きかけることなどを決議した。老松市長は「秋田は青森よりも時間的に東京から遠い。高速化は沿線や近隣住民の共通の願いだ」と話した。(山谷勉)