長崎)石木ダム予定地の記録映画、映画館で8月に上映

森本類
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 長崎県佐世保市が川棚町に計画する石木ダムの建設予定地、川原(こうばる)地区の人々を描いたドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」が来月、長崎市で上映される。県内では延べ45カ所で試写会が開かれてきたが、映画館での公開は初めて。

 映画は、水没予定地に暮らす13世帯約50人の生活を描く。美しい自然や穏やかな日常の一方で、建設に反対する住民と工事を進める行政側の対立が今も続く。

 今月9日には長崎地裁で事業認定の取り消しを求める地権者側が敗訴。18日、長崎市役所で会見した山田英治監督(49)は「本当に残念」とした上で、「現地の状況はまだまだ伝わっていない。映画を見てもらうことで、ダムが必要なのか改めて考えるきっかけになってほしい」と語った。

 上映は8月17~23日、長崎市の長崎セントラル劇場で。午前11時50分~と午後5時30分~の1日2回で、初日は両方の回で山田監督が舞台あいさつをする。(森本類)