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 自動運転ベンチャーZMPと日の丸交通は18日、自動運転タクシーを使った公道での実証実験を8月に東京都心で始めると発表した。乗客を専用サイトで募る。一般客を乗せた都心での実験は初めてという。

 実験期間は8月27日~9月8日(9月2日を除く)。「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」(東京都千代田区)と「六本木ヒルズ」(東京都港区)間の約5・3キロを1日4往復する。

 運転席には緊急時に備えて日の丸交通の運転手が座るが、アクセルやブレーキ、ハンドル操作はすべて自動運転タクシーが担う。車両はトヨタ自動車のミニバン「エスティマ」がベースで、ZMPの自動運転システムを搭載した。

 専用のスマートフォンアプリを使って到着したタクシーのドアを開ける仕組み。料金は片道1500円で、事前登録したクレジットカードで支払う。

 専用サイト(https://www.zmp.co.jp/aidelitaxi別ウインドウで開きます)で31日まで希望者を募る。応募が多かった場合は抽選となる。

 ZMPはタクシー運転手不足の解消に向け、2020年に完全自動運転タクシーの実用化を目指しており、公道での実験を進めている。昨年、運転席にだれも乗らない形での実験を報道陣に公開した。

 自動運転タクシーをめぐっては、日産自動車とIT大手DeNA(ディーエヌエー)が共同で今年3月、横浜市のみなとみらい地区を周遊する実証実験を実施している。(高橋克典)