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 現職の町村長で全国最年少の桑原悠・津南町長(31)が18日、当選後初めて開かれた町議会定例会に臨んだ。冒頭、「町の課題への取り組みや発想の転換が遅れた部分を根っこから洗い、一つひとつの道筋をつけ、生活の改善をしていく。今後町に生まれる命を含め、1万町民を守る強い覚悟だ」と所信を述べた。

 桑原町長は所信表明で、選挙戦でも掲げた政策の柱を「希望」「愛」「参加」の三つの言葉で表現。農業や縄文土器の発掘地など歴史・文化を観光と結びつけたブランド化、町立病院の経営改善を軸にした地域医療・介護の推進、町に縁がある人たちのネットワークを生かす「(仮称)津南サポーター(第二町民制度)」の検討などを掲げた。

 一般質問には4議員が登壇。政治姿勢や病院の経営問題、人口減少、子育て支援策などで論戦を展開した。19日も4議員が登壇する。18日午前は、桑原町長の所信表明を聞こうと、40人を超える町民が傍聴に訪れた。傍聴席では立ち見が出て、役場の会議室で中継映像を聞く人もいて、議場は久々に活気づいた。(松本英仁)