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 2020年東京五輪の競技日程の大枠が、18日の国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で承認された。開会式の7月24日から8月9日まで、史上最多の33競技339種目が行われる。酷暑の中で実施の可能性があるマラソンや競歩などは立候補時の計画から開始時間が前倒しとなった。

 マラソンは当初計画より30分早めて午前7時、男子50キロ競歩は1時間半早い午前6時、ゴルフは2時間早い午前7時開始とした。

 開会式後の本格的な競技は25日の射撃で始まり、8月9日の男子マラソンなどで終わる。大会中盤の8月1日の土曜日を「スーパーサタデー」とし、新種目の柔道混合団体など決勝種目を多く配置。日本での人気のバランスを配慮し、バドミントンと卓球の決勝がなるべく重ならないような並び順にもなった。

 放映権料を支払う国内の放送局などからは、「大会後半に人気競技がほしい」との要望も出されていた。その影響もあり、「ソフトボール、野球」の順番は野球が後になり、レスリングの日程も計画時より後ろ倒しになった。

 ただ、同じ会場を使う水泳の3種目(競泳、飛び込み、アーティスティックスイミング)は日程が固まらなかった。最大の原因は競泳の決勝の開始時刻。米放送局NBCの要望を受けたIOCは午前開始を求めたが、国際水泳連盟や日本水泳連盟は「選手第一でない」と反発。IOCのコーツ調整委員長がどう判断するかが注目される。

 東京臨海部で実施されるバレーボールは午後11時半までのスケジュールが想定されており、競技が長引くと終電の延長などの対策が必要だ。組織委は「交通状況などの検討の結果、日程は変更になる可能性もある」と説明している。(前田大輔

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