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 鹿児島県・種子島南部の南種子町の海岸で18日朝、サーフィンをしていた島内在住の50代女性がサメにかまれたような大けがを負い、病院で治療を受けた。種子島海上保安署によると、女性は右ひじと右手首に傷を負ったが、命に別条はない。種子島ではこれまで、サメによる人的被害の報告はなかったという。

 同署によると、女性は18日午前7時ごろ、同町の竹崎海岸で夫とサーフィンをしていた。波を待つために約30メートル沖でサーフボードに乗ってパドリングをしていたところ、水中に入れていた右腕に2度、痛みが走ったという。

 女性は自力で陸に上がって夫と病院に行き、入院したものの命に別条はないという。2人ともサメは見ていなかったが、何かにかまれたような傷痕だったという。

 種子島ではサーフィンが盛んで、現場は宇宙航空研究開発機構の種子島宇宙センターから約1キロの海岸。

 南種子町によると、近海でサメに網を破られるなどの漁業被害はあるが、浅瀬で人がかまれるような被害は少なくとも10年はなかったという。町は海水浴場での監視を強化するとしている。(野崎智也)