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 大相撲の西関脇御嶽海(25)=本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋=は名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)14日目の21日、平幕栃煌山との対戦で勝ち、13勝目(1敗)を挙げた。2敗力士はおらず、千秋楽を待たずに初優勝を決めた。長野県出身力士の優勝は、1909(明治42)年夏場所の優勝制度設定以降で初めて。学生相撲出身者では7人目だが、東洋大勢としても初めてと記録ずくめの栄冠となった。

 鶴竜、白鵬、稀勢の里の3横綱全員が休場したほか、新大関栃ノ心までけがで休んだ混迷の場所で、御嶽海は持ち味の速攻で星を伸ばした。6日目に単独首位になった後も動きは変わらず、12日目の大関高安戦は軍配差し違えの末に敗れたものの、13日目の大関豪栄道戦、そしてこの日と2連勝し、賜杯(しはい)を勝ち取った。