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 愛知県豊田市の市立梅坪小学校で1年生の男子児童が熱射病で亡くなったことを受け、県内各地の教育委員会は18日、改めて熱中症への注意を各校に呼びかけた。独自の暑さ対策に取り組む学校もある。

 県教委は18日、県内の公立小中高校と特別支援学校に事故防止対策の徹底を求める通知を出した。「熱中症の発生が危惧される場合は、行事の縮小、中止も検討してください」とした。

 豊田市教委も同日、高温注意情報が発表された場合、「校外学習などの中止や延期、見直しを行うこと」などを求める緊急通知を各学校に出した。

 清須市教委は夏休みまでの間、校外活動や部活動を含む野外活動の自粛を市内の小中学校に要請。夏休み中の部活動でも、徒歩移動を伴う対外試合を自粛するように求めている。

 清須市では、市立小中学校の普通教室にエアコンがない。市立西枇杷島小学校は17日から、エアコンのある音楽室や図書室を休み時間に開放し、子どもたちが休めるようにした。18日からは一部の通常授業も音楽室でするなどの配慮をした。水泳の授業を休む児童はプールサイドで見学させるのをやめ、エアコンのある会議室に待機させたという。伊藤泉三校長は「豊田市の痛ましい事故はひとごとではない。子どもたちの体調のため、できるだけのことをしたい」と話す。

 西尾市教委は市立小中学校に「お茶を多めに持たせ、スポーツドリンクの持参も認める」よう呼びかけた。岡崎市教委も市内の小中学校に対し、児童らに熱中症の症状が現れた場合は迷わず救急搬送することなどを盛り込んだ依頼文を送った。豊橋市教委と新城市教委も熱中症対策について適切な判断をするよう求める文書を各学校に送った。

 一宮市教委は、各小中学校で測る「暑さ指数」(WBGT)の値を参考にして、屋外活動の変更や中止を判断するように通知。熱中症の兆候を見逃さないようにとの注意も促した。名古屋市教委も、全市立学校長に熱中症対策の徹底を図るよう通知を出すという。

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