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 群馬県桐生市は、豪雨災害を想定した水害ハザードマップを9年ぶりに改訂した。2015年の水防法の改正を受け、降水量の想定を100年に一度から千年に一度に引き上げ、浸水区域を追加した。すでに市ホームページに掲載しており、8月1日から全戸に配布する。

 市によると、新マップの想定浸水区域は約13平方キロで、09年作成の旧マップに比べ約1・4倍に拡大した。この浸水区域には新里、黒保根の旧2町を除く旧桐生市の2万1382世帯が暮らしており、全世帯の半数が水につかる計算だ。渡良瀬川と桐生川に加え、新たな浸水区域として旧新里町のため池6カ所と、県が公表した水害リスク想定マップに載っている19中小河川を追加した。

 マップは表紙を含めB4判、44ページのフルカラー。この中の「逃げどきマップ」では町会ごとに、水の流れが速く木造家屋が倒壊する恐れや、洪水時に地面が削られてコンクリート造りの建物も倒れる恐れのある区域などを縦線や編み目の色違いで明記。最寄りの指定避難所がひと目でわかるようにした。(長田寿夫)