夫のバイオリン破壊した被告に懲役2年判決 名古屋地裁

[PR]

 別居中の夫の自宅に侵入し、夫のバイオリンなどを壊したとして、住居侵入と器物損壊の罪に問われた中国籍の楽器販売業、河宮碧(みどり)〈本名・秦悦〉被告(35)=東京都江東区=の判決が19日、名古屋地裁であった。諸徳寺聡子裁判官は懲役2年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 判決によると、河宮被告は2014年1~2月、名古屋市中村区の夫(現在は離婚)の自宅に侵入し、バイオリン55丁とビオラ1丁、弓70本(計約1561万円相当)を壊した。

 河宮被告は破壊の大半を否認したが、諸徳寺裁判官は現場の状況などから、すべてを河宮被告の犯行と認定した。「被害額が極めて高額で、被害者が被った精神的苦痛も軽視できない」と量刑理由を述べた。