[PR]

 尾形光琳(1658~1716年)による国宝「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」の図柄を色紙で表現した巨大な貼り絵が、東京都福生市のJR福生駅に登場した。都立福生高校美術部(島立陸(しまだてりく)部長、14人)が2カ月かけて制作した作品で、屛風の金色を黄やオレンジ、茶の色紙の組み合わせで表現するなどした。見る人に「色彩の力」を楽しんでもらいたいという。8月5日まで。

 福生七夕まつり(8月2~5日)に合わせて制作・展示するのは3年目。縦2・2メートル、横3・35メートルのベニヤ板に、小さくちぎったさまざまな色の紙を洗濯のりで貼り付けてカキツバタを描いた金屛風を再現した。

 米軍横田基地に近く、福生七夕まつりには米国人らも多く訪れるため、英語の説明も添えた。部員らは「カキツバタの花言葉は『幸福が来る』。見てくれる人に幸福が訪れるようにと制作した」と話している。(山浦正敬)