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 200人以上の死者が出た西日本豪雨で、テレビ局の報道が手薄だったのではないかと疑問の声が上がっている。被害が集中したとみられる週末に、在京キー局が通常編成の放送を続けたからだ。これにより被災地での報道にも影響が出た。何が起きていたのか。

 「東京のメディアが(豪雨報道を)けっこうやらないもんですから、甚大な被害が起こっているのに、他人事(ひとごと)みたいになっちゃってるのがおかしい」。7月9日朝、TBS系の情報番組でお笑い芸人のカンニング竹山さんが訴えた。週末にはツイッターでも同様の声が上がっていた。10日にはテレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹さんも同局系の情報番組で、「(豪雨報道は)NHKだけがずっとやっていた。この被害に結果としてなってみると、それぐらいの放送をしていなければいけなかったんじゃないか」と振り返った。

 主にやり玉にあがったのが、在京民放キー局の対応だ。6日夕から8日昼過ぎまでに各地で断続的に大雨特別警報が出る中、7日と8日の週末、民放は予定通りに音楽番組やバラエティー番組などを放送していた。

 このため多くの被災地では大雨特別警報の発表中も、サッカーW杯の準々決勝のウルグアイ対フランス戦(TBS系、6日夜)や、約11時間の音楽特番「MUSIC DAY 伝えたい歌」(日本テレビ系、7日午後から夜)など東京と同じ番組が流れた。地方局は全国ネットの番組の放送をやめていつでも独自の番組を流すことがシステム上は可能だが、「簡単に全国ネットから降りることはできない」(地方局員)という。

 「キー局が全国向けに放送する…

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