生駒の角井、9回適時打放ったが 「勝つ難しさ感じた」

桜井健至
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(19日、高校野球奈良大会 高取国際8―7生駒)

 九回表、1点をかえしてなお3点差の生駒。2死二、三塁となったところで4番の角井亮太君(3年)が打席に立った。練習試合も含めて高校通算で本塁打21本のスラッガー。この試合はここまで2打数2安打2打点だ。

 「ホームランを打って同点に追いつく」。3球目を振り抜くと、鋭い打球が三塁ベースで跳ねかえり、ボールが転がる。内野安打。走者2人がかえり、点差を1点まで縮めた。

 1年秋の県予選から4番として活躍していた角井君。今春の県予選ではチームを8強へと導いた。「夏には私立強豪校とも戦える」と自信を感じていた。

 しかし、次打者が空振り三振に倒れ、あと一歩届かなかった。試合後、「力を出せたとは思うんですが」と話し、しばし沈黙。「改めて夏に勝つ難しさを感じました」と振り返った。(桜井健至)