藤井聡太七段、16歳最初の1局は白星

佐藤圭司
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 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が20日、大阪市福島区関西将棋会館で行われた第77期将棋名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)で森下卓(たく)九段(52)に104手で勝った。19日が誕生日だった藤井七段にとって、16歳になって初めての公式戦を白星で飾った。

 今期のC級1組順位戦には計39人の棋士が参加。6月から来年3月まで、各10局指し、上位2人が一つ上のB級2組に昇級できる。

 本局は本来、6月19日に予定されていた1回戦の対局で、大阪府北部を震源とする地震の影響で延期されていた。藤井七段は7月3日の2回戦で豊川孝弘七段(51)に勝利し、合わせて2連勝となった。

 終局後、藤井七段は「序盤から手探りで(指さないといけない)難しい将棋で、途中、少し苦しい場面も訪れたかなと思うんですけど、その中でも粘り強く指せたかなと思います」と本局を振り返った。C級1組順位戦2連勝については「今月末に3局目がある。気を引き締めて頑張っていきたい」と答えた。16歳最初の対局だったことについて感想を求められると、「意識はしていなかったですけれど、良いスタートを切ることが出来たかなと思うので、充実した1年になるよう頑張りたいと思います」と笑顔で話した。

 3回戦は7月31日。藤井七段は西尾明六段(38)と対戦する。(佐藤圭司)